会社で30年以上培った経験を使い「働きがい」と「稼ぎ」に変える方法を書いた「50歳からの幸せな独立戦略」 (PHP研究所)という本を紹介します。
この本を書かれたのは、人育成の専門家集団である株式会社FeelWorksの創業者であり、部下を育てて組織を動かす「上司力」の提唱者でもある前川 孝雄さんです。
目次
「50歳からの幸せな独立戦略」の構成
「50歳からの幸せな独立戦略」の構成は以下のようになっています。
- 序章 コロナショックの今、なぜ独立準備を始めるべきなのか?
- 第1章 独立なんて自分には無理!?──人生の可能性を閉ざす「6つの思い込み」とは?
- 第2章 職業人生後半戦の選択肢、どれがベスト?──最もおすすめな「FA独立」とは何か?
- 第3章 あなたが目指すのは、どの独立スタイル?──FA独立の7つのパターン
- 第4章 「自分の専門性」を「稼ぎのタネ」に変える! ──自分マーケティングと自分磨きの勘所
- 第5章 営業せずとも仕事が舞い込む「認知度」アップ大作戦──「先生」と呼ばれる存在になれる4つの方法
- 第6章 実践! 会社にいる今から始めるFA独立準備──自分に問う10の質問
「50歳からの幸せな独立戦略」を読んだ私の視点
最近よく聞く人生100年時代。
70歳まで働く時代といわれますが、50歳になって今さら転職は難しいですし、定年後は今の会社で再雇用を選ぶしかないと思いがちです。
50歳は、賢明に働いてきた30年に自負は持ちつつも、社内の出世レースの勝敗は見え、自分の力の限界も感じ始める年代です。
早期退職、役職定年、降格や配置換え、何かと自信を薄なう出来事がおきるのも50代。
自分と家族の将来を考え、不安や悩みを抱いている50代は多いのです。
この本にはそんな50代が第二の職業人生でとれる選択肢がわかりやすく説明されています。
そして長年会社で培ってきた経験を活かし、初期投資を極力抑えて自信をもって独立する「FA独立」についての方法を教えてくれます。
定年を迎えても10年、20年と続く「第二の職業人生」を充実させるために、50歳の今何をすべきか?
会社にしがみつくこと自体がリスクになる時代に、第二のキャリアは、「定年再雇用」よりも「ひとり社長」を選ぶことが良い選択なのだと実感させてくれる一冊です。
よし、やってみるかという気にさせてくれる本です。
50歳になったら、本書を読んで第二のキャリアをどうするかを真剣に考えてみると良いと思います。
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