いったいどうやったら幸せになるのだろうと多くの人が思っています。
私もそのひとりです。
少し前になりますが、2012年に出版された「幸せがずっと続く12の行動習慣」(日本実業出版)という本を紹介します。
この本を書いたのは、ソニア・リュボミアスキーさんです。
米国カリフォルニア大学リバーサイド校の心理学教授で、社会心理学とポジティブ心理学の専門家です。
この本は、幸せとは何かという感覚論になりがちなテーマを、データをもとに分析して解き明かしていく興味深い内容です。
いったいどうやったら幸せになれるのか、幸せを科学した本です。
「幸せがずっと続く12の行動習慣」の構成
「幸せがずっと続く12の行動習慣」は大きく以下のような3部構成になっています。
PART1.幸せがずっと続くためにすべきこと
PART 2.幸福度を高める12の行動習慣
PART 3.40%の行動習慣が続く5つのコツ
「幸せがずっと続く12の行動習慣」を読んだ私の視点
人は誰でも幸せになりたいと思っています。
でも実際のところ「幸せ」についてわかっている人は多くはないのです。
幸せとはいったい何なのか?
幸せをどう計測すればいいのか?
そしてどうすれば幸せになれるのか?
こういったテーマを科学的に証明された結果として書いています。
幸福を決める要素を分類すると、遺伝による設定値50%、意図的な行動40%、そして環境10%となるのだそうです。
そして本のサブキャッチにあるように、幸せになるためには、自分で買えることのできる意図的な行動40%に集中するべき。
そしてその40%を良い方向に変えるための方法を12の行動に落とし込んでいます。
ここがこの本のポイントです。
幸福度を高める12の行動習慣を理解したら、今度はその習慣を実行にうつす。
そして行動を継続するためのコツを5つあげています。
幸せに少しでも近づくために、自分でできる12の行動習慣を意識して行動すると良いと思いました。
人はコントロールできなくても、自分の行動はコントロールできますから。
人はいくるになっても、自分が思ったときに変われる!
幸福とは何か、幸せになるための行動を再認識する1冊です。
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