一人暮らしの親が施設に入ったらすることリスト

一人暮らしの親が施設に入ったらすることリスト

ずっと一人暮らしをしていた父ですが、92歳になって変化があらわれました。

足腰が弱くなり転倒して頭をうったり、手の甲の皮がむけても病院にいけずにほっておいたり、かかりつけ医には「独居は無理ですね」といわれてしまったり。

自力で生活することが難しくなった父と話し合い、私の家のそばの老人ホームを探して入居することに。

この老人ホームなら、安全で清潔な環境のなかで、24時間体制で見守ってくれるので安心です。

父が家を離れて老人ホームに入居して安心したのも束の間、私は一人暮らしの親が施設に入ったらすることがたくさんあることに気がつきました。

  • 老人ホームなどの施設に入居した直後にすることは
  • お金の管理はどうしたらいいのか
  • 確認して保管すべき重要書類にはどんなものがあるのか

この記事では、一人暮らしの親が施設にはいったらすることリストを解説します。

この記事は私の実体験です。一人暮らしの親が老人ホームなどの施設に入居したらしなければならないことは結構あります。リストにしたので、参考にしていただければ幸いです。

目次

親が施設に入ったらすること①入居した直後

一人暮らしの親が老人ホームなどの施設に入るということは、つまり今まで住んでいた家に誰もいなくなるということです。

入居したらできるだけ早タイミングで確認して対応しましょう。

家の鍵の管理

まずは家の戸締りです。

家の鍵と合鍵をあつめて管理します。

鍵が一つしかないような場合には、なくすと大変なので合鍵を作っておくと安心です。

冷蔵庫や冷凍庫のかたづけ

すぐにしなくてはいけないのが冷蔵庫のかたづけです。

ほっておくとすぐに腐ってしまいます。

冷凍庫の方は、冷蔵庫に比べて日持ちしますが、早いうちに食べてしまうか処分しましょう。

炊飯器や電気ポットの電源を切る

炊飯器や電気ポッドの電源を切ります。

火事のもとになるので、電源を切ると同時にコンセントも抜きます。

ガスと電気と水道チェック

ガスの元栓をしめる。

電機は各部屋の電気のスイッチを切って念のためにブレイカーを落とす。

水道は台所や洗面台、お風呂やトイレ、庭の水道などの蛇口が締まっていることを確認しましょう。

電気や水道は契約自体をとめてしまうと、家の掃除や後片付けのときに困るので注意しましょう。

郵便ポストの管理

郵便ポストに入っているものを確認して、いらないものは処分しましょう。

またチラシや広告、フリーペーパーや勧誘印刷物などの投函を断るメッセージをつけておくと良いです。

ポストがチラシでいっぱいになり溢れていると、空き家ですと知らせているようなものです。

近所への挨拶

近所への挨拶も忘れないようにしましょう。

お世話になったご近所さんには、菓子折りをもってお礼をしにいきます。

そして施設に入ったこと、空き家になった家に何かあった場合には、連絡をしていただけるように伝えます。

親が施設に入ったらすること②お金の管理と支払いを止める

親が老人ホームに入居したら、親と協力してお金の管理をします。

毎月の入金と出金がどのようになっているかを理解します。

老人ホームに入っている限り、毎月お金を支払わなければならなないので、このさき親の意思決定能力が弱くなっても対応できるようにしましょう。

そして親の老人ホーム入居にともなって、必要のなくなった支払いを止める手続きをしましょう。

使っていないのに毎月引き落とされてはたまったものではありませんから。

固定電話

まずは固定電話です。

今後、使わないのであれば解約しましょう。

まずは請求書を探して内容を確認すると良いです。

父の場合は、請求書はNTTファイナンスという会社からきており、固定電話と携帯電話とインターネットの請求が1枚の請求書になっていました。

まずはNTTファイナンスに問合わせましたが、請求書をおくっているだけなので解約はそれぞれに問い合わせてくれといわれました。

請求は1本ですが解約するときの連絡先は、固定、ネット、携帯でそれぞれ異なるようです。

KOHEI

これが結構面倒くさい

まず固定電話を解約しようとNTT東日本に電話をすると、ひかり電話を使っているのでインターネットを解約してくださいと言われました。

光コラボを利用していて、インターネットはNice BBという会社に支払っているとのこと。

請求書をみると確かに小さく、「Nice BB光 利用料」と書いてありました。

携帯電話

次は携帯電話です。

父に聞くと、携帯電話はずっと使っていないということで、さらに端末もどこにいったかわからないという始末。

使っていないのにずっと支払っていてもったいない限りです。

これから高齢者が増えていくので、高齢者が全く使っていない携帯電話やスマホは料金をとめる、もしくは解約しますかと聞いてきても良いいのでは?と思います。

請求をみれば基本料金以外まったく使っていないのですからわかるはずです。

本人が解約の手続きに行くことができれば解約できますが、行けない場合は委任状を書く必要があります。

契約は簡単でも、解約は面倒でサブスクで毎月引き落とし。

なんでもアプリで手続きしてください、電話はなかなかつながらないしIVRでたらいまわし、スマホのタッチパネルにすら指が反応しない高齢者にはなんとも厳しい時代になりました。

生協の宅配

父は生協の宅配(おうちCO-OP)を使っていました。

家まで食材を届けてくれる生協の宅配サービスをつかっている高齢者は多いと思います。

生協に電話をして父が施設に入った事情を説明すると、脱会のための書類を送ってきてくれました。

記載されている必要なものを揃えて返送すると脱会することができます。

また生協を脱会すると、出資金が口座に返金されます。

NHK

父の場合には、入居する老人ホームには共有の大きなテレビもあるので、部屋にテレビはいらないということでした。

最近、テレビをみているのも疲れるそうです。

もうテレビを見ないという場合には、NHKも解約しましょう。

NHKに電話をして事情を説明すると、解約の理由をきかれて、郵送する書類に必要事項を記載して返送するように言われました。

書類には解約の理由を書く欄があるのですが、ここに電話で説明した内容と違うことを書くと無効になることもあるようです。

セコム

父はセコム・ホームセキュリティに入っていました。

老人ホームに入居してもう家にないので、セキュリティも必要ないので、解約することにしました。

電気、ガス、水道について

電気、ガス、水道も使っていなくても基本料金がかかります。

でも解約をするのは少し待った方が良いかもしれません。

というのは、電気、ガス、水道は、親がいなくなった家の管理に必要になるかもしれないからです。

電気がないと暗くなっても家の明かりをつけられなくなってしまいますし、掃除機も使えません。

水道がないと水拭きなどができなくなります。

ガスを使うことは少ないかもしれませんが、お風呂やシャワーでガスを使っている場合がありますので、使いたい場合には注意が必要です。

親が施設に入ったらすること③重要書類の確認

一人暮らしの親が老人ホームなどの施設に入ったら、家にある重要書類の場所を確認して、安全な場所に保管します。

確認して安全な場所に保管すべき書類は以下のようのものです。

通帳と印鑑など

銀行の預金と届出の印鑑、キャッシュカードやクレジットカードなどお金の管理に必要です。

複数もっていることが多いので、すべての通帳や印鑑、カードを保管します。

マイナンバーカードなどの本人確認ができる書類

マイナンバーカードや運転免許証、パスポートなどの顔写真入りの書類は、本人確認のときの必要になる場合が多いので、しっかり保管しましょう。

私の父の場合は、運転免許証は返納してもうない、パスパートはとっくに期限切れでした。

ということで何かを解約するときの本人確認として有効なのはマイナンバーカードなのですが、なんと施設にはいる直前に紛失してしまいました。

運転免許証がもうない高年齢者にとって、マイナンバーカードは重要なのだと再認識しました。

ちなみに昔は健康保険証なども本人確認書類として有効でしたが、写真がついていないという理由から本人確認書類としては不十分とされることも多いようです。

後期高齢者医療被保険者証

後期高齢者医療被保険者証とは、後期高齢者医療制度の被保険者になると交付される健康保険証です。

75歳の誕生日の前の月に届きます。

それまでもっていた健康保険証のかわりに、病院で治療をうけたときなどに提出します。

介護付き有料老人ホームなどに入居したら、後期高齢者医療被保険者証は施設に保管してもらうこともあります。

介護被保険者証と介護保険負担割合証

介護被保険者証と介護保険負担割合証は、介護サービスをうけるときには必ず必要になります。

介護付き有料老人ホームなどに入居したら、この2つは施設に保管してもらうことがあります。

介護保険被保険者証と介護保険負担割合証

私の父も、介護被保険者証と介護保険負担割合証、後期高齢者医療被保険者証を施設に預けて保管していただいています。

家や土地の権利書

家や土地、マンションをもっている場合には権利書があるはずです。

家を売却するさいなどに必要になりますので、大切に保管しましょう。

親が施設に入ったらすること④家の管理をする

一人暮らしの親が老人ホームなどの施設に入ったら、今まで住んでいた家が空き家になります。

その家が持ち家ならタイミングを見て、売るか貸すか処分するかなどを決めていくことになるかもしれません。

これから家をどうするか、その時はわからないかもしれませんが、いずれにせよ暫くは家の管理をすることになります。

家の管理をしないと荒れてしまうので注意が必要です。

家の室内の管理ポイント

空き家になった家、室内の管理するべき点です。

  • 喚気
  • 通水
  • 清掃

まず必要なのは部屋の換気です。

各部屋の窓やドアを開けて換気することで部屋のなかの湿気を逃がしましょう。

家をずっと締め切っていると湿気が建材にダメージを与えたり、シロアリやカビの発する原因になったりします。

そして通水です。

通水とは、家の中の蛇口をひらいて水を通すことです。

台所、洗面、バス、トイレ、外にある蛇口を3分程度ひらいて水道管に水を通します。

そうすることで水道管内部の錆の付着や、臭気の発生を防ぎます。

清掃して部屋をきれいに保ちます。

部屋が汚いと査定などの時に、価格が低く見積もられることもあります。

家の室外の管理ポイント

空き家になった家は、室外の管理も必要です。

  • 外部目視
  • 郵便受け確認
  • 清掃・ゴミ拾い
  • 庭木や雑草

家の外部を目視して、建物の劣化状況や、壊れているところがないか、不審者が入った形跡がないか施錠などの確認を行います。

郵便受けを確認して、必要なものを本人のところへ持っていき確認します。

チラシやDMなど必要のないものは処分します。

外観をそこねないように外回りの清掃やゴミ拾い、庭木の手入れや雑草の処分なども最低限必要です。

まとめ|一人暮らしの親が施設に入ったらすることリスト

一人暮らしの親が老人ホームなどの施設に入るということは、つまり今まで住んでいた家に誰もいなくなるということ。

いろいろとやっておかなければならないことが発生します。

①入居した直後

②お金の管理と支払いを止める

③重要書類の確認

④家の管理をする

親が老人ホームなどの施設に入っても、その後の生活は続きます。

やるべきことはさっさとすまして、自分に負荷を出来るだけかけずに管理することが大切です。

「92歳の父と私の記録」をはじめから読むには、こちらからどうぞ。

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