50代からの専門家ブログ|経験と知識をコンサルティングで売る方法

経験と知識をコンサルティングで売る

半世紀の人生を歩んできた50代の強みは、豊富な経験と知識をもっていることです。

その経験と知識を活かして、会社や個人の困りごとを解決するサポートをすることもできます。

コンサルティングです。

でもコンサルティングなどの形のない目に見えにくいサービスは、物販などの形のある商品とは売り方が違うのです。

方法を間違うといくら頑張っても売れません。

この記事では、経験と知識をコンサルティングで売る方法を解説します。

目次

 形のないサービスコンサルティングを売る方法

中小企業や個人の困りごとを解決するサポートとしてのコンサルティングサービスは、商品のように形がありません。

医者やいわゆる士業(弁護士や司法書士、税理士などの「士」がつく職業)も形がないサービスを売っています。

このような形がないサービスを売って「先生」と呼ばれるような場合の商品の売り方は「引き寄せる」ことです。

決して売り込んではいけません。

例えば医者がいるとします。

その医者が「ぜひ当院へお越しください。ご来院をお待ちしています!」と積極的に売り込んできたらどうですか?

売り込んでくる医者にみてもらいたいですか?

売り込んでくる医者

絶対みてもらいたくないですよね。

こういった先生と呼ばれるようなサービスをしている人が、積極的に売り込みをかけるというのは、「お客様がいない」ということを自ら言っているのと同じなのです。

繁盛している医者は、売り込むどころか手一杯です。

悩み事を解決するコンサルティングも同じこと。

売ろう売ろうと思えば思うほど、人は遠ざかっていくものです。

売れない理由を知る

人が何かを買うときには衝動買いでない限りステージが存在します。

何かのサービスを始めても、すぐに売れることはほとんどの場合はありません。

当たり前のことなのです。

売れない理由を、冷静に理解する必要があります。

人が何かを購入するステージを4つの質問で見てみましょう。

人が何かを購入するステージを4つの質問
  • 商品をしっている?
  • 必要だと思っている?
  • 今必要?
  • 行動した?

商品をしっている?

商品やサービスを知らない人、どんなに良いサービスでも買いません。

まずはあなたとあなたのサービスを知ってもらう必要があります。

必要だと思っている?

どんなにすばらしい高価なサービスや情報でも、その人が必要だと思っていなければ、ただのゴミです。

必要だと思ってもらわない限りは買いません。

たとえば節税対策をしたいと思っていない人に、素晴らしい「節税の方法」を教えようとしてもダメなのです。

今必要?

「もしかしたら必要かも」と思っても、今必要だと思わないと、やはり買いません。

機が熟していないのです。

ここで慌てて売り込んでもいけません。

行動した?

「知っている」、「必要だ」、「今必要だ」この3つが揃っていても買わない場合には、行動させる必要があります。

工夫が必要です。

例えば時間を区切って締めきりをつくり、行動を促します。

このように人が買わない、売れない理由にはステージがあります。

ここを理解して根気強く継続的にコミュニケーションをしていく必要があるのです。

具体的には、それぞれのステージにあった役に立つ情報を送り続けるということです。

決して売り込んではいけません、自分から気がついてあなたを選んでもらうように発信し続けます。

形のないものを売るツーステップ販売 

形のないコンサルティングなどのサービスを売る人にとっては、テーマに興味のある人が情報が欲しくなるがわからないのが悩みどころです。

お客様が困る必要になるタイミングが、こちら側からはわからないのです。

そこで形のないサービスを売るためにするアプローチが「ツーステップ販売」です。

お客様に話しかけるアプローチの方法には、ワンステップ販売とツーステップ販売というのがあります。

ワンステップとは商品の告知から受注をするまでをワンステップでやることです。

たとえば商品の内容と一緒に、電話番号や申し込みURLを伝えるというやり方です。

この方法だと、即効性がありますが、その時に問題を抱えている人しか集まりません。

対してツーステップとは、まずは無料情報などの引き寄せる磁石を提供するものです。

役に立つ情報でメールアドレスやSNSのフォローやなど、こちらからお客様にアプローチする方法を手にいれます。

この方法だと、今問題を抱えている人ばかりでなく関心を持っている人たちが集まり、その後もこちらから話しかける機会を得ることができます。

ツーステップ販売

マーケティングの用語ではリード(きっかけ)作りリ、リードジェネレーションと呼びます。

コンサルティングのような、説明しないとわからないような商品・サービスはツーステップ販売が必要なのです。

見込客集めにかかせない引き寄せる磁石とは

見込客を集めるためには、引き寄せる磁石を使います。

人が興味を膨らませて行動を起こさせる為のツール、情報、ネタが「引き寄せる磁石」です。

あなたのテーマに興味を持った人が行動するきっかけを作るものが引寄せる磁石です。

関心を持ってもらうには、はじめから売ろうとせずにまず商品に関連のある価値のある物をこちらから提供します。

たとえその人にとって価値のある良い商品であっても、基本的に人は売りつけようとされることを嫌います。

ですから、まず役に立つ情報を先に与えて反応を取るわけです。

まず有益な情報をさしあげることで振り向いてもらうのです。

引き寄せる磁石は物とは限りません。

情報も引き寄せる磁石になります。

あなたのテーマに興味を持ちそうな人、話しかける人々がイメージできたら、その人たちが興味を持つ内容をまずあなたから提供します。

それを提供することによって、あなたが提供する商品やサービスを知ってほしい人を引き寄せます。

それは役に立つ無料レポートかもしれません。

面白いブログの記事かもしれません。

引寄せる磁石は相手にとって、

  • すごく、おもしろい
  • すごく役に立つ
  • メリットがある、得をする
  • 同じ分野の勉強できる

ものであることが大切です。

引き寄せる磁石

専門家ブログで引き寄せる

そしてブログは最強の引き寄せる磁石になります。

専門性があり質の高い記事を書けば書くだけ情報がたまり、専門テーマの情報の塊になるからです。

あなたは、今までの経験や知識、興味のあることで「誰かの悩み」を解決する、「誰かの夢」をサポートする専門家になるのです。

あなたのテーマに特化した専門家ブログで引き寄せましょう。

専門家ブログの記事の塊で引き寄せる

コンサルティングを売る4つの方法

ここからは、経験と知識を活かしてコンサルティングを売る方法を4つ紹介します。

コンサルティングを売る4つの方法
  1. スキルマーケットを使う
  2. クラウドソーシングを使う
  3. マッチングサイトを使う
  4. 自分のブログで受けつける

①スキルマーケットを使う

スキルマーケットは、出品者(スキルを売りたい人)と購入者(スキルを買いたい人)をオンライン上でつなぐ役割をしています。

スキルを売りたい出品者は、自分のスキルを商品にしてスキルマーケットに出品して売ることができます。

スキルマーケットでは様々なスキルが売り買いされています。

「ココナラ」は日本最大のスキルマーケットですが、以下のようなスキルが商品として売り買いされています。

ココナラ
「ココナラ」カテゴリー
  • イラスト・漫画
  • デザイン
  • 動画作成
  • Webサイト作成
  • 音楽・ナレーション
  • マーケティング・Web集客
  • 占い
  • 悩み・話し相手
  • ライティング・翻訳
  • ビジネス代行・コンサル
  • IT・プログラミング
  • コーチング
  • オンラインレッスン

あなたの知識や経験を活かして、誰かの困りごとを解決する「コンサルティグ」という商品を作って売りに出すこともできます。

②クラウドソーシングを使う

クラウドソーシングは、発注者(クライアント)といわれる仕事を依頼したい人と、受注者(ワーカー)といわれる仕事をしたい人をオンライン上でつなぐ役割をしています。

ここにも様々な仕事があります。

クラウドソーシング最大手のクラウドワークスのカテゴリは以下のようになっています。

クラウドワークスの仕事カテゴリ
  • システム開発
  • アプリ・スマートフォン開発
  • ホームページ制作・Webデザイン
  • ECサイト・ネットショップ構築
  • デザイン
  • 動画・映像・アニメーション
  • 音楽・音響・ナレーション
  • ビジネス・マーケティング・企画
  • ライティング・記事作成
  • 事務・カンタン作業
  • 写真・画像
  • 3D-CG制作
  • ネーミング・アイデア
  • 翻訳・通訳サービス
  • 製品設計・開発
  • 相談アドバイス・暮らし・社会

例えばクラウドソーシングで「こんな困りごとを解決してくれる人がいないかなあ」と探している発注者が、仕事をしてくれる人を募集していたとします。

あなたに解決できる知識と経験があれば、仕事の内容を確認して応募します。

発注者と受注者の両社が合意すれば、契約成立です。

クラウドソーシングは以下の2つが有名です。

初心者が使うべきクラウドソーシングは2つ

クラウドソーシングについて詳しくは以下の記事を参照してください。

③マッチングサイトを使う

こちらから売り込まずにコンサルティングの仕事を受ける方法として、コンサルティング・顧問等のマッチングサイトを使うという方法も紹介しておきます。

以下のようなマッチングサイトがあります。

コンサルティング・顧問等のマッチングサイト

この中では、スポットコンサルの「ビザスク」が使いやすいです。

④自分のブログで受けつける

自分のブログにサービスメニューを作って、コンサルティングを受け付けるということもできます。

この場合は、お問い合せフォームなどを使って、連絡してもらえるようにすると良いでしょう。

まとめ|経験と知識をコンサルティングで売る方法

半世紀の人生を歩んできた50代の強みは、豊富な経験と知識をもっていることです。

その経験と知識を活かして、会社や個人の困りごとを解決するコンサルティングをすることも可能です。

コンサルティングのような形がないサービスを売っていて「先生」と呼ばれるような場合の商品の売り方は、「引き寄せる」ことです。

決して売り込んではいけません。

形のない商品を売る場合には「ツーステップ販売」をしましょう。

引き寄せる磁石をつかって引き寄せます。

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あなたのテーマに特化した専門家ブログで引き寄せましょう。

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