記事を書いたら読んでほしいですね。
読まれる記事を論理的に書くPREP法という方法があります。
PREP法を使うと、記事の構成を組み立てやすくなりますよ。
- PREP法とは何?
- PREP法のメリットとデメリットは?
- PREP法の書き方、テンプレートや例文を知りたい
この記事では、PREP法を使って読まれる記事を書く方法を解説します。
結論を先に書く方法です!
PREP法とは?
PREP法とは、文章作成で使われる型です。
POINT(結論)→REASON(理由)→EXAMPLE(具体例)→POINT(結論)の順で文章をかきます。
PREP法のポイントは、「結論」から伝えるということ。
特にブログのようなWeb媒体で文章を伝える場合には、結論を先に書くのは鉄則です。
Webのユーザーは忙しいので、検索をして求める内容がないと離れてしまいます。
このためブログの記事を書くときにも、ユーザーが求める結論から書きます。
スマホで見るユーザーも多いので、求める結論を先に書くということは、ますます大切になってきますね。
PREP法では、文章をPREPの順番で組み立てます。
- POINT - 結論:質問に対する答え
- REASON - 理由:その理由
- EXAMPLE - 事例:理由を裏づけるもの
- POINT - 結論:答えとまとめ
PREP法を使うと、論理的な文章を書きやすくなりますよ。
PREP法の3つのメリット
PREP法を使うメリットを3つあげます。
①結論から伝えるのでWeb向き
まず結論(POINT)から書くということは、Web媒体での文章作成に向いています。
ブログの記事を書くときにも、とても効果的です。
Webを使うユーザーは、何かを調べたいときに、検索をして答えを探します。
上からパッと記事を見て、「自分に関係ないな」、「自分の探しているものと違うな」と思うと記事を離れて検索に戻ってしまうのですね。
これが本などの紙媒体なら起承転結などの構成でも構いませんが、Web媒体は要点を先にいうのが鉄則です。
また日本語の文章構成は、どうしても結論が後になりがちです。
「Webのユーザーは忙しいので、ブログの記事を書くときには、結論から書きましょう」
これをPREPで書けば、
「ブログの記事を書くときには結論から書きましょう。なぜならWebのユーザーは忙しいからです」
となります。
②論理的でわかりやすい
PREP法を使うと、論理的な文章をつくることができます。
結論→理由→具体例→結論という流れを作ることで、シンプルで分かりやすい文章を書くことができます。
シンプルでわかりやすいということは、不要な情報がないということ。
読み手のストレスを減らすということにもつながります。
③説得力がある
PREP法では、文の頭と最後に結論があります。
結論で理由と具体例をサンドイッチした形になっており説得力を高めることができる書き方です。
また実際の具体例を書くことで、さらに説得力が増します。
PREP法の3つのデメリット
良いとこばかりのPREP法のようですが、PREP法を使うデメリットもあります。
①長文に向かない
PREP法は論理的でシンプルなゆえに、長文にはあまり向きません。
結論は1つですし、理由もいくつもあるわけではない場合が多いです。
無駄な部分をそぎ落として、読み手に必要な部分のみを伝えるための構成ですから、話を膨らませることがあまりできないです。
かといって結論と関係のない話をいれてしまうと、PREP法のメリットを損なうことにつながります。
②感情を入れにくい
長文にむかないということとも関連しますが、PREP法で感情を入れることが難しいです。
具体例の部分に、あなたの実体験をいれることは効果的ですが、それ以外に感情をこめたストーリーなどのいれるのは難しい。
自分独自の意見を、体験談を交えながらストーリーにして伝えて共感を得るといったタイプの記事には向きません。
PREPを意識するあまりに、機械的な冷たい感じの文章にならないように気をつけましょう。
③慣れが必要
PREP法を上手に使うには、慣れが必要です。
PREP法に向いている記事は、読者が疑問に思っていることに答えるタイプの記事です。
質問に対しての答えを、結論→理由→具体例→結論で、論理的に説得力を持って伝えるような記事ですね。
こういった記事を作る際には、PREPで構成を考えたから書き出しましょう。
いくつも記事を書いていくと、PREP法で書くことに慣れていきます。
PREP法のテンプレート
PREP法をつかって記事をかくためのテンプレートです。
まず何を読者に伝えるための、記事を書くかを決めます。
相性がいいのは、読者の質問や疑問に思うことの答えを伝えるような記事です。
何を伝える記事を書くかを決めたら、テンプレートに内容をいれこんでいきましょう。
PREP法の例文
PREP法のテンプレートを使って書いてみましょう。
「読まれるブログの記事を書くコツ」を伝える文章をPREP法にあてはめてみます。
- POINT(結論) ― 読まれる記事を書くには、結論を先に書きます
- REASON(理由) ― なぜならWebのユーザーは忙しいからです
- EXAMPLE(具体例) ― たとえば、読者の多くは上から読んで結論がないと検索に戻ります
- POINT(結論) ― 忙しいWebユーザーに読んでもらうにはブログの記事は結論を先に書きます
具体例の部分には、あなたの実際の体験や具体的な数字などのデータをいれるとさらに効果的です。
この場合であれば、アンケートをして「何人のユーザーが結論が先にないと離れるか」などのデータを数字で入れることができれば、さらに説得力が増しますね。
PREP法を記事の構成にあわせる
実際にPREP法をつかってブログの記事を書く場合には、ブログの記事全体の構成にあわせて組み立てましょう。
記事の構成について詳しくは、以下の記事を参照してください。
PREP法を、記事の構成にあてはめた場合は、次のようになります。
記事タイトル
まずは記事のタイトルです。
何を読者に伝えるかをシンプルに表したタイトルを、キーワードを入れ込んで書きます。
記事のタイトルは検索結果上位に表示するために重要です。
記事タイトルの決め方に関して、詳しくは以下の記事を参照してください。
リード文
タイトルの次にくるのがリード文です。
リード文は興味をもってもらい、本文につなぐのが役目です。
リード文には、誰に向けた記事なのか、記事を読むとどんなメリットがあるのかを書きます。
リード文に必要にないことを書いたり、長く書いたりしてしまうと離れてしまうので注意しましょう。
見出し
ここからが本文です。
WordPressではH1がタイトル、H2が大見出しになります。
WordPressでの記事の書き方について詳しくは、以下の記事を参照してください。
H2の見出しにPREPを書いていきます。
はじめの見出しには、POINT(結論)を書きます。
2つ目の見出しは、REASON(理由)です。
そして3つ目の見出しは、EXANPLE(具体例)
具体例を描いたら、最後のまとめにつなげましょう。
まとめ
PREPの最後のPOINT(結論)を使って記事をまとめましょう。
要点をかいつまんで、結論を再確認します。
PREP法を読者の気持ちになって考える
PREP法をつかって読まれる記事を書くには、読者の気持ちになって構成を考えるとイメージがわきます。
想定する読者の気持ちを以下のような流れで考えてみましょう。
- 調べたいことがあって検索する
- 検索結果をクリックして記事にくる
- リード文を読み本文へ
- 結論を知る
- 理由をしって理解する
- 具体例を読んで納得する
- まとめで役に立ったと感じる
記事の構成は以下です。
①調べたいことがあって検索する
読者は、調べたい何かがあって検索をします。
こういう時は、どうすればいいのかな???
②検索結果をクリックして記事にくる
検索すると、あなたの記事が検索結果に表示されました。
タイトルと説明文をみて、一番知りたいことに近そうなものをクリックします。
これが一番近いかなあ!
上位表示には、キーワード選びが重要です。
キーワード選ぶについて詳しくは、以下の記事を参照してください。
③リード文を読み本文へ
リード文を読んで、本文に読み進むかどうかを決めます。
まさに私の知りたい内容だ!
④結論を知る
最初に結論を書くことで、読者に検索に対する答えを探すストレスを与えません。
そういうことだったのか!
⑤理由をしって理解する
結論の後に理由をしることで理解をさらに深めます。
なるほどねええ
結論をしって満足して離脱する人もいるかもしれません。
それでも記事に満足してもらえれば、あなたのブログを覚えてくれるかも知れませんね。
⑥具体例を読んで納得する
具体的な事例をあげることで、納得感が高まります。
そんなことがあるんだな!
⑦まとめで役に立ったと感じる
まとめで総括して、この記事は役に立ったと思ってもらえればPREP法は成功です。
役に立った!またこよう!
まとめ|PREP法を使って読まれるブログの記事を書く方法
PREP法とは、文章作成で使われる型です。
- POINT - 結論:質問に対する答え
- REASON - 理由:その理由
- EXAMPLE - 事例:理由を裏づけるもの
- POINT - 結論:答えとまとめ
PREP法のポイントは、「結論」から伝えるということ。
特にブログのようなWeb媒体で文章を伝える場合には、結論を先に書くのは鉄則です。
まず結論(POINT)から書くということは、Webでの文章作成に向いています。
相性がいいのは、読者の質問や疑問に思うことの答えを伝えるような記事です。
実際にPREP法をつかってブログの記事を書く場合には、ブログの記事全体の構成にあわせて組み立てましょう。
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