ステップメールとは?ステップメールを効果的に使う3つの方法

ステップメールとは

ステップメールという仕組みを知っていますか?

ステップメールとは、事前に設定したスケジュールにしたがって、メールを自動送信する仕組みです。

ステップメールを使うと、効果と効率の両方を高めることができます。

なぜならステップメールを上手に活用し自動で配信することで、登録したお客様を、教育するアプローチへと自然に流していくことができるから。

ステップメールを知っている人と知らない人ではネットビジネスの展開が大きく違います。

  • ステップメールとは何か?
  • ステップメールの効果的な使い方は?
  • ステップメールを始めるには?

この記事では、ステップメールとは?ステップメールを効果的に使う3つの方法を解説します。

目次

ステップメールとは

ステップメールとは、事前に設定したスケジュールにしたがって、メールを自動送信する仕組みです。

例えば図のように、あるレポートをダウンロードするためにメールアドレスを登録した人に、その日から毎日、決まった時間にメールを自動で配信することができます。

ステップメール

この場合は7つのステップでの場合ですが、配信の間隔やステップは自由にきめられます。

ステップメールの機能を使うことによって、例えば見込み客に商品を紹介するための一連のコミュニケーションを全自動で行うこともできるわけです。

更に詳しくステップメールの使い方をみていきましょう。

KOHEI

ステップメールを効果的に使いましょう。

ステップメールを効果的に使う3つの方法

メールアドレスの登録をきっかけにして、自動で定期的にメールを配信することができるステップメールは強力なツールです。

しかし一方で自動であるからこそ、計画なしにステップメールを送ることは危険です。

つまらない内容のメールを自動で送り続けることで、受け取る相手が迷惑に感じてしまっては意味がありません。

ですからステップメールを行う際は、事前の計画が重要です。

目的やステップ数、各ステップのストーリーを組み立て、メールの内容をよく考えてから行います。

ストーリーを組み立ててステップメールのセットができたら、一度自分で登録して自分が登録者になった気持ちでステップメールを受け取るといったテストをするのが良いです。

きちんと計画して実行できれば効果を発揮するステップメールですが、ステップメールを効果的に使う3つの方法があります。

ステップメールを効果的に使う3つの方法
ステップメールを効果的に使う3つの方法

①見込み客へのアプローチ

②オンラインセミナー

③購入者のフォロー

ステップメールの効果的な使い方①見込み客へのアプローチ

無料のプレゼント、引き寄せる磁石でメールアドレスの登録を促し、登録した後から商品の購入へとステップメールを開始するパターンです。

まずアクセスを集め、リスト収集ランディングページからメールアドレスを登録して頂き、ダウンロードをするまでの流れを作ります。

メールアドレスを登録頂いたら、はじめにすべきことは、お客様にダウンロードの方法を伝えること。

あらかじめ自動返信メールをセットして、待たせることなく引き寄せる磁石を手にしてもらいます。

この登録日に配信される自動返信メールがいわばステップメールのステップ0です。

次の日からのステップメールをステップメール1として、見込み客に商品を紹介するためのコミュニケーションを展開するわけです。

ステップメールの展開例です。

ステップメールの効果的な使い方①見込み客へのアプローチ
見込み客へのアプローチ
  • ステップ0:自動返信メール、ダウンロードURL告知
  • ステップ1:ダウンロードした方に、伝える目的を明確にする
  • ステップ2:テーマに関連した有益な情報を提供する
  • ステップ3:信用できる会社、人物であることを証明する
  • ステップ4:問題を提起する
  • ステップ5:問題意識を高める
  • ステップ6:問題解決方法を提案する
  • ステップ7:マーケティングメッセージ(価値)を伝える
  • ステップ8:価格を伝える(価格は先に伝えてはいけません)
  • ステップ9:限定、緊急、絞込みを行う
  • ステップ10:行動を促す

ダウンロードした無料のプレゼントの内容にあった商品を、メールアドレス登録、ダウンロード、ステップメールの流れを使ってコミュニケーションし商品の購入する行動をうながします。

ここで大切なのは、ダウンロードした無料のプレゼントとおすすめする商品の属性があっていることです。

ステップメールの効果的な使い方②オンラインセミナー

2つ目の使い方はオンラインセミナーの運営です。

コンテンツを定期的に1回目から順番に配信できるという、ステップメールの特徴をいかしてメールでセミナーを開催します。

例えば、ウォーキングの初心者にウォーキングクラブへの入会をすすめる、オンラインセミナーを開催するとしましょう。

ステップメールの効果的な使い方②オンラインセミナー
オンラインセミナー
  • ステップ0:自動返信メール、オンラインセミナー開始宣言
  • ステップ1:オンラインセミナーの目的とゴール
  • ステップ2:ウォーキングとは
  • ステップ3:ウォーキングのさまざまな効果
  • ステップ4:ウォーキングの問題点
  • ステップ5:効果的なウォーキングの方法
  • ステップ6:ウォーキングを始める
  • ステップ7:ウォーキングを継続する
  • ステップ8:ウォーキング体験コースの案内
  • ステップ9:ウォーキングクラブ入会の案内

このように、あらかじめ配信するコンテンツの内容と順番を考えて、7回分のメールとしてステップメールをセットしておきます。

こうしておけば誰がいつ申し込んでも、第1回目のセミナーメールから順に最終回まで自動で配信されるわけです。

ステップメールの最後は問題を投げかけるような形にして、次のメールはどんな内容だろう?と期待を持たせるような構成にしておくことも大切です。

最終的には次の行動へと続くような形、ペルソナに商品やサービスの価値を伝える、教育するコミュニケーションを展開します。

オンラインセミナーはステップメールの特性をよく活かした方法です。

ステップメールの使い方③購入客のフォロー

ステップメールの効果的な使い方3つ目は、購入者のフォローです。

購入頂いたお客様をしっかりとフォローして満足度をあげることは、利益を増加させることに直結します。

「購入者通信」というような形で商品の購入者に登録して頂いて、購入者のメーリングリスト(データベース)をつくっておくことで、商品のアップデートやメンテナンスのお知らせなどを行うことも可能です。

こういった購入者のフォローとサポートは購入直後の自動返信メールとステップメール、それから通常のメール配信との組み合わせによって可能になります。

例えばこんな感じです。

ステップメールの使い方③購入客のフォロー
購入者のフォロー
  • ステップ0:ご注文ありがとうございます、商品のダウンロードURLと方法告知
  • ステップ1:商品を使い方の説明
  • ステップ2:効果的な使い方とスケジュールの立て方
  • ステップ3:よくある質問に答えます
  • ステップ4:何かお困りのことはありませんか
  • ステップ5:ご購入者のみのプレゼントがあります
  • 必要に応じて:商品のアップデートのお知らせ

この場合のステップ0はお客様が購入した直後に送られる、自動返信メールです。

そしてステップ1からステップ5までは、購入日を起算日として自動で配信されるステップメール。

あとは必要に応じて都度手動で配信する通常のメール配信をします。

メールを使い分ける

メールマガジン配信スタントでは、リストを管理することができます。

あなたのリストは次にように分類できます。

  • 見込み客
  • 新規客
  • 固定客

リストの分類によってメールを使い分けましょう。

メールを使い分ける

イメージとしては、結果的に以下の3種類のメールマガジンをもつことになります。

メールを使い分ける
  • 通常のメールマガジン
  • 見込み客へのアプローチ(メールセミナー)
  • 購入者のサポート

通常のメールマガジン

基本的にすべての読者に配信するメールマガジンで、専門テーマにそったあなたが持っている全てのリストに配信するものです。

配信は自動ではなくて配信する度にリストを選択し、メールの内容を書き、配信設定を行います。

リアル感、鮮度を大切にしたい通常のメールマガジンに、ステップメール設定をかけることはありません。

見込み客へのアプローチ(メールセミナー)

無料のプレゼントと引き換えにメールアドレスを登録した後から商品の購入へとステップメールを開始するパターン。

メールアドレスの登録というイベントがスタート(Step0)となって、見込み客のアプローチやオンラインセミナーという形で、リストの登録から紹介して教育するアプローチへと自動で流れていきます。

最初にセットしたステップによる自動配信が終了したら、そのステップメールは基本的にそれで終了になります。

ステップメールを終了したときに、購入へいたったリストは購入者リストへ、購入しなかったリストはメインのリストへ集約して見込み客リストとして、次の機会をまちます。

購入者のサポート

購入者へのサポートメールはステップメールと都度配信のミックスになります。

ステップメールでのダウンロードと初期のサポートが終わったあとは、アップデートのお知らせなどを必要なときに配信します。

他のコンテンツに連携する

ステップメールを使って更に品質の高いアプローチをすることもできます。

ステップメールを他のコンテンツと連携するのです。

他のコンテンツに連携する
  • ステップメールに専門家ブログの記事へのリンクをいれる
  • ステップメールに動画へのリンクをいれる
  • ステップメールに無料プレゼントのダウンロードページをいれる
  • ステップメールにオンラインセミナーの案内をいれる

このように、他のコンテンツと連携することでバリエーションを広げることができます。

ステップメールの途中に他のシナリオへの分岐をいれることもできます。

たとえば見込み客へのアプローチの中で「興味のある人はこちらをクリック」のようなリンクを入れて、クリックした人としない人を別のシナリオにすることもできるのです。

アイデア次第でいろんなコミュニケーションが自動でできるのが、ステップメールのすごいところです。

ステップメールを始めるには

このようにいろいろと活用できるステップメールですが、ステップメールを始めるにはメール配信スタンドという、配信システムとの契約が必要です。

メールマガジン配信スタンドとは、メルマガを配信するシステムのこと。

メールマガジン配信スタンドには、無料のものから有料のもの、機能も様々あります。

ステップメールをやりたい場合には、ステップメール機能がついている配信スタンドを選びましょう。

いろいろな会社が提供していているので、メールマガジンの初心者の方にとっては配信スタンドを選ぶのは結構難しいかもしれません。

どんなことをしたいのかメールマガジン配信の目的にもよりますが、メールマガジンをビジネスでやりたいのであれば、マイスピーがおすすめです。

マイスピーには、もちろんステップメール機能がついていますし、ステップ数も無制限です。

機能はプランによってことなりますので、確認してください

まとめ|ステップメールを効果的に使う3つの方法

ステップメールとは、事前に設定したスケジュールにしたがって、メールを自動送信する仕組みです。

メールアドレスの登録をきっかけにして、自動で定期的にメールを配信することができるステップメールは強力なツールです。

ステップメールを行う際は、目的やステップ数、各ステップの内容を事前にしっかりと計画しましょう。

きちんと計画して実行できれば効果を発揮するステップメールには、3つの代表的な使い方があります。

ステップメールを効果的に使う3つの方法

①見込み客へのアプローチ

②オンラインセミナー

③購入者のフォロー

メールマガジン配信スタントでリストを管理して、通常のメール配信とステップメールを効果的に使い分けましょう。

アイデア次第でいろんなコミュニケーションが自動でできるのが、ステップメールのすごいところです。

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