ビジネスのタイプにはフロー型とストック型があります。
そしてビジネスのタイプによって、収入の入り方が違ってきます。
なぜならそれぞれにメリットとデメリットがあるから。
働き方と収入の関係を知ると、着実にビジネスを前にすすめることができます。
- フロー型ビジネスのメリットとデメリットは?
- ストック型ビジネスのメリットとデメリットは?
- 働き方と収入の関係は?
この記事では、フロー型とストック型のビジネスと働き方と収入の関係について解説します。
フロー型ビジネスのメリットとデメリット
フロー型のビジネスとは、都度の取引で収入をえるタイプのビジネスです。
商品やサービスを売るたびに収益をえるタイプのビジネスで、その都度サービスを提供したり、契約を結んで仕事を請け負ったりします。
- 配送業
- 飲食店
- 美容室
- コンビニエンスストア
- Webライター
- スポットコンサルティング
- セミナー講師
商品の配送を請け負ったり、お客様が飲食店を利用するたびに代金をいただいたり、受注ごとに売り上げをあげることができます。
ウーバーイーツもフロー型!
フロー型のビジネスのメリットは、すぐにはじめられること。
すぐにはじめられるということは、すぐに稼ぐことができるということでもありますね。
すぐにお金が必要な人には、手っ取り早いです。
フロー型のビジネスのデメリットは、外的要因に左右されるということです。
コロナ禍で飲食店や観光業が大打撃をうけました。
こういった経済や環境など自分ではコントロールできない要因で売上が大きく減るリスクがあります。
受注額によって収入が変動するのです。
また何個売っていくら、いくつ作業していくらというタイプの働き方なので、作業をしなかったり、休んだりすれば収入は途絶えます
ストック型ビジネスのメリットとデメリット
ストック型のビジネスとは、仕組みをつくって継続的に収入をえるタイプのビジネスです。
商品やサービスの都度の取引ではなく、会員制や契約などによって継続的に収入をえる仕組みです。
- モバイルやインターネット回線のプロバイダー
- フランチャイズ
- 動画配信サービス
- 学習塾やオンライン英会話スクール
- 有料会員サイト
- ブログによる自社商品販売の仕組み化
集客と収益化の仕組みをつくりあげることで継続的に収入をえることができるのが、ストック型ビジネスの特徴です。
サブスクはストック型です!
ストック型のビジネスのメリットは、いちど仕組みをつくれば継続した収入がえられること。
また仕組みができれば、直接的な営業活動はいりません。
いちど仕組みをつくれば継続した収入がえられるということは、外的要因に左右されにくいということでもあります。
働いた時間や取引数に影響を受けにくいので、休んでいても収益があがるということも起きます。
一方でストック型のビジネスのデメリットは、仕組みをつくるのに時間がかかること。
良いサービスをつくりあげるために、大きな努力と相当な時間が必要になります。
そして仕組みをつくるのに時間がかかるということは、収入をあげるまでに時間がかかるということでもあります。
そのため、すぐにでも稼ぎたいという人には向きません。
努力と継続が求められます。
働き方の種類
ここまでフロー型とストック型のビジネスタイプとメリットデメリットのお話をしましたが、ビジネスのタイプというのは、働き方のタイプでもあります。
フロー型とストック型の違いは、都度の取引で収入をえるか、仕組み化して収入をえるかといった働き方の違いです。
そして日本人にもっとも多い働き方は、サラリーマン型です。
日本人の9割以上は、時間を売って給与をえるサラリーマンタイプの働き方です。
個人の働き方の種類には、この3つがあるわけです。
サラリーマン型のメリットは、なんといっても安定収入です。
毎月、決まった額の給与がかならず入ってくる安心感は大きなメリット。
サラリーマン型のデメリットは、ひとつの会社に働き方や収入源を依存しているので、自分でコントロールできないということです。
終身雇用が崩壊したいま、サラリーマンにはリスクがたくさんあるのも事実です。
働き方の種類と収入の関係
では働き方の種類によって収入はどのように変わってくるのでしょうか
「サラリーマン型」、「フロー型」、「ストック型」3つの働き方では、どのように違うのか。
サラリーマン型は、もっとも安定している収入をえる方法です。
働きにかかわらず基本的には毎月同じ金額の収入をえることができるからです。
一方で給与をあげることは、結構難しいです。
特に今の日本は、昇給率はとても低いので、大きく稼ぐためには厳しい方法かもしれません。
フロー型は、受注数をどんどん増やすことができれば、やっただけ収入も多くなります。
一方で、安定しないのがフロー型の弱点です。
売り上げが良いときもあれば、悪いときもあるので、一喜一憂しないことです。
これに対してストック型は、仕組みをつくるのに時間がかかります。
収入をえるのにも時間がかかる。
はじめは無収入の状態が長く続くでしょう。
これに耐えて仕組みをつくりあげることができるかが分かれ目です。
いちど仕組みをつくって軌道にのれば、そのあとは安定して稼げる可能性が高い。
仕組みをベースに横展開して、ビジネスと成長させることもできます。
そして仕組み化したストックビジネスは、資産になります。
自分のやりたいことで、大きく稼ぐ可能性を秘めた働き方が、ストック型です。
サラリーマンの副業はスキル習得型を選ぶ
日本の9割はサラリーマンですが、サラリーマンはリスクが高いため、将来のために副業をするのがおすすめです。
個人で仕組みをつくってストック型のビジネスをつくるために、まずはフロー型のビジネスで学ぶことからはじめましょう。
将来ストック型のビジネスにつながるようなフロー型の副業で経験をつむのです。
副業をするときは、選び方を間違えないようにしましょう。
サラリーマンとして会社で働きながら稼ぐ力をつけることで、定年後の働き方の準備にもなるような副業を選びます。
会社に働きながらする副業には大きく2つのタイプがあります。
サラリーマンとして働きながらやるべき副業は、定年後の働き方にもつながるスキル習得型です。
時間に制約のあるサラリーマンは、すべてのやり取りや作業をネットで完結する働き方をしましょう。
時間や作業の切り売り型は、おすすめしません。
スキルアップに限界があり、仕組み化することも難しい。
「スキル習得型」と「時間や作業の切り売り型」では同じ副業といっても大きく違います。
ウーバーイーツタイプの副業は、おすすめしません!
サラリーマンからの旅立ちステップ
あなたが50代のサラリーマンなら、将来にそなえて早めに旅立ちましょう。
定年後の準備をするときです。
私は56歳から準備をはじめました!
サラリーマンとして会社で働きながら稼ぐ力をつけることで、定年後の働き方の準備ができます。
会社に依存するリスクをさげて、定年後の働き方の基盤をつくるのです。
まずそういった副業を選びましょう。
副業を選ぶときには、あなたの将来につながる仕事を選ぶことです。
専門テーマを決めて専門家ブログを始めて、Webライターとしてフロー型の収入をえる。
それを継続しながら、あなたの商品をつくって仕組み化しストック型の収入をえることもできます。
あるいは専門テーマのコンサルティングやコーチングをしてもいいでしょう。
はじめはココナラなどのプラットフォームを使って、スポットのコンサルティングをする。
それを継続しながら、あなたのブログで会員制のコンサルティング講座をはじめる。
サラリーマンから、フロー型の副業をして、それを続けながらストック型の仕組みをつくる。
仕組み化するには時間がかかるので、出来るだけはやくはじめるのがポイントです。
まとめ|働き方の種類と収入の関係を知る
働き方と収入の関係を知ると、着実にビジネスを前にすすめることができます。
フロー型のビジネスとは、都度の取引で収入をえるタイプのビジネス。
フロー型のビジネスは、すぐにはじめられますが、自分ではコントロールできない要因で売上が大きく減るリスクがあります。
ストック型のビジネスとは、仕組みをつくって継続的に収入をえるタイプのビジネス。
集客と収益化の仕組みをつくりあげることで継続的に収入をえることができますが、仕組みをつくるのに時間がかかります。
あなたがサラリーマンなら、将来にそなえてはやめに旅立ちましょう。
50代は、旅立ちへの準備期間
まずはフロー型のビジネスで学ぶことからはじめます。
働きながらやるべきフロー型の副業は、定年後も働けるスキル習得型です。
フロー型の副業をしながら、仕組みをつくってストック型のビジネスめざしましょう。
仕組み化するには時間がかかるので、出来るだけはやくはじめるのがポイントです。
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