確定申告のやり方|昨年5月に会社をやめた私のはじめての確定申告

確定申告のやり方

私は昨年、2022年の5月に会社を辞めました。

33年のサラリーマン生活にピリオドを打って、人生後半戦は自分が主役の生き方をすることにしました。

というわけで、昨年は会社での年末調整はなく、自分で確定申告をすることに。

でももとも年末調整も苦手だった私の心配はどんどん大きくなるばかり。

生まれて初めての確定申告は、いったいどうなるのか?

実際に税務署にいくまでは心配が大きかったです。

でも、何をどうしていいのか全く分からなかった私も、無事に確定申告を済ませることができました。

  • サラリーマンをやめた年の確定申告のやり方は?
  • 確定申告に必要な書類は?
  • 税務署に相談するにはどうしたらいいのか?
  • 確定申告をどうやって申請するのか?

この記事では、昨年5月に会社をやめた私のはじめての確定申告について解説します。

長いサラリーマン生活をすごしてきて会社を辞めて、確定申告をどうやってすればいいのかと不安に思っている方の参考になれば幸いです。

KOHEI

事務作業が苦手な私でも結構、簡単にできました!

目次

確定申告のやり方

まずこの記事は昨年5月に会社をやめた私の場合です。

会社をやめて新しい会社にも入っていないというのが条件になります。

私は5月に会社をやめたので年末調整をしていませんが、年末調整をしている方は、状況が異なります。

また住宅の売買や贈与、ふるさと納税などをしている人も状況が異なります。

そういった方は必要となる書類や書き方が異なるので、まず最寄りの税務署に確認をするのが良いです。

私も何から手をつけていいかわからず、私の住んでいる地域を管轄する緑税務署に電話しました。

音声案内にしたがって確定申告の相談の番号を選ぶと、「確定申告電話相談センター」につながりました。

わからないことはまず、最寄りの税務署に相談するのが簡単です。

それでは早速、確定申告のやり方を解説します。

KOHEI

書類さえしっかりそろっていれば、簡単にできます!

私のやった手順は以下です。

確定申告のやり方
5月に会社を辞めた私の確定申告の手順

①確定申告の大枠を理解する

②確定申告な必要書類をそろえる

③相談の予約をする

④予約の日時に最寄りの税務署にいって申請

ひとつずつ見ていきましょう。

①確定申告の大枠を理解する

私は会社員で毎年、年末調整をやってきましたが、こういった作業が苦手でした。

そういったこともあり確定申告というものが、どういうものなのかを知りませんでしたし、知ろうともしませんでした。

でも実際に会社をやめたら確定申告をしなければいけません。

事務作業が苦手だから確定申告はしないという選択肢はないからです。

私のように確定申告のことを知らない人は、まず確定申告とは何か、確定申告の大枠を理解しましょう。

私がやった方法は、本で学ぶことです。

私が買った本は、この本です。

本で学ぶ

確定申告に関するこういった本は毎年10月末から販売されます。

種類もいくつかありますが、わかりやすい本を選びましょう。

私が買ったこの本は、A4ほどのサイズで大きな文字でかかれていて、図解もたくさん使われていてわかりやすかったです。

中には下書きシートもついていて、自分で実際に書いてみることで確定申告とはどういうものか?申告書に何をかけばいいのかを理解することができました。

こんな感じです。

下書きシート

本を読みながら自分の場合の申告書の下書きをしてみることで、確定申告の大枠が理解できました。

②確定申告に必要な書類をそろえる

次に確定申告に必要な書類をそろえましょう。

申告書の下書きをすると、必要な書類もわかります。

私の場合でいうと必要な書類は以下でした。

確定申告に必要な書類
  • 源泉徴収票
  • 社会保険料(国民年金保険料)控除証明書
  • 国民健康保険控除証明書
  • 生命保険料控除証明書
  • 地震保険料控除証明書
  • 小規模企業共済等掛金払込証明書(iDeCo確定拠出年金)
  • 医療費控除のための診療費などの領収書(医療費控除明細書)

源泉徴収票

退職した会社から交付されます。

退職日以降に最終の給与が支払われる場合などは、源泉徴収票が2枚になります。

この場合には、2枚とも税務署にもっていきましょう。

社会保険料(国民年金保険料)控除証明書

退職して国民年金に切り替えて国民年金保険料を納付した人には、社会保険料(国民年金保険料)控除証明書が10月末から11月上旬にかけて送られてきます。

国民健康保険料年間納付済額のお知らせ

退職して退職して国民健康保険に切り替えた人は、11月上旬ごろに「国民健康保険料年間納付済額のお知らせ」が送られてきます。

わからない場合には、「確定申告の国民健康保険料控除について」お近くの自治体に問合わせましょう。

生命保険料控除証明書

生命保険に入っている人は、生命保険料控除証明書が送られてきます。

はいっている生命保険の数の生命保険料控除証明書を集めましょう。

地震保険料控除証明書

地震保険に入っている人は地震保険料控除証明書が送られてきます。

小規模企業共済等掛金払込証明書

iDeCo(個人型確定拠出年金)に入っている方は、小規模企業共済等掛金払込証明書が送られてきます。

医療費控除のための診療費などの領収書(医療費控除明細書)

医療費が年間10万円を超える場合は、医療費の控除ができます。

診療費などの領収書と合計額を計算して、持っていきましょう。

領収書と合計額がわかれば大丈夫ですが、医療費控除明細書をつくっておくと安心です。

医療費控除の明細書は、国税庁のホームページからダウンロードできます。

「医療費控除明細書 ダウンロード」で検索してください。

また私の買った確定申告の本にも医療費控除の下書きシートがあるので、それを使って合計をだしておいても良いです。

③受付・相談(申告書作成会場)の予約をする

1月の中旬になると確定申告の受付・相談(申告書作成会場)の予約をすることができます。

予約には入場整理券を取得が必要です。

入場整理券は、国税庁のLINE公式アカウントから入手できます。

最寄りの税務署のホームページに「LINEで入場券を取得する方法」があるので、QRコードを読んでLINEアプリから国税庁LINE公式アカウントを友だち追加します。

  • STEP1  LINEアプリから国税庁LINE公式アカウントを友だち追加
  • STEP2 「トーク」画面から「相談を申し込む」を選択
  • STEP3 税務署や来場希望日時を選択
  • STEP4 内容を確認して「申込」をタップすれば完了

こんな感じです。

LINEで入場券を取得する方法

これで相談の予約ができました。

④予約の日時に最寄りの税務署にいって申請

あとは予約の日時に、最寄りの税務署にいって申請するだけです。

どうやって申請するのか心配になるかもしれませんが、確定申請に必要な書類がそろっていれば心配はいりません。

申請にはマイナンバーと還付された税金をうけとるための銀行口座も必要です。

マイナンバーカードがあればマイナンバーカードと持っていきましょう。

私は1月の下旬に予約して税務署にいってスムーズにすることができました。

税務署にいくと、予約の人はこちらと案内されました。

そのあとは、係の人(たぶん税理士)にまず5月に会社をやめたことを伝え、必要書類をチェックしてもらいました。

それが終るとパソコン入力コーナーへ案内されます。

パソコン入力コーナーには、2列ありました。

ひとつは「パソコン入力サポート」、もうひとつはパソコンが打てない人の「パソコン入力フルサポート」

私は「パソコン入力サポート」へいきました。

そこにはサポートの人がついてくれて、その人の指示通りに「確定申告書等作成コーナー」を使ってノートパソコンに入力していきます。

「はい、ここにこの数字をいれてください」、「次に進んでこれを入力してください」といったぐあいに、指示どおりに入力していくと申請書が完成してしまいました。

完成した申告書は印刷されて、そのまま提出。

確定申告書

これで不安だった確定申告は終了です。

税務署についてから申請まで1時間半程度でした。

来年からは自宅からe-Taxで申請にチャレンジしたいと思います。

まとめ|昨年5月に会社をやめた私のはじめての確定申告

昨年5月に会社をやめた私のはじめての確定申告は、以下の手順で行いました。

確定申告のやり方
5月に会社を辞めた私の確定申告の手順

①確定申告の大枠を理解する

②確定申告な必要書類をそろえる

③相談の予約をする

④予約の日時に最寄りの税務署にいって申請

必要な書類さえそろっていれば、思ったより簡単に申請できます。

KOHEI

事務作業が苦手な私でも簡単にできました!

長いサラリーマン生活をすごしてきて会社を辞めて、確定申告をどうやってすればいいのかと不安に思っている方の参考になれば幸いです。

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