ブログで集客するためには、SEO対策が必須です。
キーワードを見つけて記事を書き、専門テーマに興味のある人を引き寄せましょう。
そして効果的なキーワードを見つけるためには、ペルソナの悩みを理解することが大切。

ペルソナは、あなたのブログのひとりの読者!
なぜならペルソナは悩みをキーワードで検索するからです。
- ペルソナの悩みの見つけ方は?
- ペルソナの悩みからキーワードを見つける手順は?
- キーワードから記事リストをどのようにつくるのか?
この記事では、ペルソナの悩みからキーワードを見つけて記事リストをつくる方法を解説します。


ペルソナの悩みからキーワードを見つける手順
ペルソナは、あなたの専門家ブログのひとりの読者像です。
ペルソナの悩みからキーワードを見つける理由は、悩みをキーワードにして検索するから。
キーワードでペルソナを引き寄せます。
例えばあなたのブログのペルソナは50代の定年後に不安を抱えている人だとします。
その人は「定年後は何をして働いたらいいのか?」と悩んでいて、「定年後 仕事」というキーワードで検索をします。
あなたのブログが「定年後 仕事」の関連するキーワードでSEO対策をしていれば、記事が検索結果で上位表示します。
ペルソナがあなたの記事をクリックして、あなたの専門家ブログに訪れてくれれば狙いどおり。

こういった流れで記事を読んでもらうために、ペルソナの悩みのキーワード選びが大切なのです。

ペルソナの悩みからキーワードを見つけて記事リストをつくる手順は、以下になります。
①誰に向けたブログか決める
②ペルソナの悩みを考える
③悩みを調査してキーワードを見つける
④検索ボリュームを調べる
⑤キーワードをカテゴリー分けして記事リストをつくる
①誰に向けたブログか決める
まずはあなたのブログのペルソナを特定しましょう。
誰に向けたブログか決めるということです。
性別や年齢、職業や役職、趣味や特技、価値観や悩みといった想定する顧客をイメージできるまでに掘りさげた人物像を決めます。

ペルソナを決めることで、より詳細の読者像がイメージできます。
読者視点で、悩みを考えることができるわけですね。

②ペルソナの悩みを考える
ペルソナを決めたら、どんな悩みをもっているかを考えましょう。
悩みを考えるときのフレームワークに、HARMの法則というのがあります。

- Health(健康)
- Ambition(野心)
- Relation(人間関係)
- Money(お金)
ここから考えていきましょう。
Health(健康)
健康に関する悩みです。
病気に関係することや、美容に関することなどが含まれます。
- 肩こりがひどい
- 腰痛が治らない
- 太ってしまった
- 目が疲れる
- シミができて嫌だ
- 便秘で苦しい
- 髪が薄くなった
こういった悩みです。
Ambition(野心)
Ambitionを直訳すると野心ですが、前向きな悩みですね。
夢を実現したいという気持ちの表れです。
- キャリアップしたい
- 社長になりたい
- 英語を話せるようになりたい
- 田舎に暮らしたい
- 世界旅行したい
Relation(人間関係)
人間関係の悩みです。
- 親子の関係が良くない
- 上司とうまくくいかない
- 同僚とうまくいかない
- 友達がいない
- 結婚できない
- 離婚したい
- 親の介護が大変
Money(お金)
そしてお金の悩み。
- 老後資金がない
- 給与がひくい
- お金がたまらない
- 何に投資したらいいかわからない
- 教育費が重い
- ローンが苦しい
- 家賃を払えない
人の悩みには、こういった種類があります。
HARMの法則を使って、ペルソナの悩みを考えてみましょう。
たとえば50代の定年後の悩みを抱えている人なら、「生き方」、「働き方」、「お金」、「人間関係」、「健康」こういった悩みを持っているでしょう。


③悩みを調査してキーワードを見つける
ペルソナの悩みを考えることができたら、悩みそれぞれについて調査をします。
あなたが考えたペルソナの悩みが実際に検索されているかは、調べてみないとわかりません。
そして調査をするときは、ペルソナの検索意図を意識しましょう。
人は検索するとき、何かを知りたい、調べたいなど、困りごとを解決したいといった検索意図をもっています。
検索意図からみたキーワードには4つのタイプがあります。
- Knowクエリ ― 何かを知りたい
- Goクエリ ― どこかに行きたい
- Doクエリ ― 何かをしたい
- Buyクエリ ― 何かを買いたい

検索意図を意識しながら、Googleサジェストと関連語を洗い出しましょう。
Googleサジェストとは、Googleが過去の検索結果から予測したキーワードです。
たとえばGoogleの検索窓に「定年後 仕事」とうつと、その下にメインキーワードに関連する可能性が高いと予測される候補のワードが表示されます。
検索結果の一番下にも、関連するキーワードが表示されます。

これがGoogleサジェストと関連語です。
悩みごとに、ペルソナの検索意図を意識してGoogleサジェストと関連語を見つけましょう。

④検索ボリュームを調べる
Googleサジェストと関連語を洗い出したら、検索ボリュームを調べます。
Googleサジェストと関連語を洗い出すには、ラッコキーワードというツールが便利。
そして検索ボリュームを調べるには、Googleキーワードプランナーというツールを使います。

「定年後 仕事」を例に、ラッコキーワードでGoogleサジェストと関連語を洗い出して、Googleキーワードプランナー検索ボリュームをチェックする手順を解説します。
ラッコキーワードにアクセスします。
検索窓に「定年後 仕事」とメインキーワードを入力して検索マークをクリックします。

このようにサジェストキーワードが洗い出されて表示されます。

次に、検索ボリュームを調べます。
ラッコキーワードで洗い出した全サジェストキーワードをコピーします。
右上の赤枠で囲んだ、「全キーワードをコピー」をクリックします。

次にGoogleキーワードプランナーでサジェストキーワードの検索ボリュームを確認します。
Googleキーワードプランナーにアクセスします。
キーワードプランナーで以下の画面が表示されるので、「検索のボリュームと予測のデータを確認する」をクリックします。

ラッコキーワードで①コピーしたサジェストキーワードを貼り付け、②「確認する」をクリックします。

表示されたら「月間平均検索ボリューム」をクリックして、検索ボリュームでソートをかけます。

すると検索ボリュームの多い順に並びます。

これで、Googleサジェストと関連語の検索ボリュームをチェックできました。
検索ボリュームがあるキーワードから記事にするキーワードを選びます。
ここで選ぶべきキーワードは、ロングテールキーワードです。
ロングテールキーワードは、検索意図がはっきりしている検索ボリュームが少ないキーワード。
個人が勝負するためには、ロングテールキーワードを選びましょう。

- 検索ボリュームが少ない(月間1,000以下)
- 検索意図が明確(検索した人が何を知りたいかがわかる)
- キーワードの数は3つ以上
- 競合が少ない(大手の企業が少ない)

恐竜のしっぽのようなのでロングテールキーワードといいます!
ロングテールキーワードの選び方についた詳しくは、以下の記事を参照してください。

⑤キーワードをカテゴリー分けして記事リストをつくる
最後に選んだキーワードから記事リストをつくります。
まずペルソナの悩みから見つけたキーワードをカテゴリーに分けましょう。
これがそのままブログのカテゴリーになります。

例えば、50代の定年後の悩みを抱えているひとのキーワードは、「生き方」、「働き方」、「お金」、「人間関係」、「健康」に大きく分類できました。
そしてカテゴリー別に、見つけたキーワードで記事タイトルを考えて、記事リストにします。

ここではキーワードをいれた記事タイトルを仮につくっていきましょう。
実際に記事を書くときには、記事の構成をしっかり作ってから、キーワードを使ったタイトルと見出しを決めて、書き出します。
記事の書き方に関しては、以下の記事を参照してください。



まとめ|ペルソナの悩みからキーワードを見つける
ペルソナの悩みからキーワードを見つけて記事リストをつくる手順は、以下になります。
①誰に向けたブログか決める
②ペルソナの悩みを考える
③悩みを調査してキーワードを見つける
④検索ボリュームを調べる
⑤キーワードをカテゴリー分けして記事リストをつくる
キーワードをからカテゴリー別につくった記事リストを使って記事を書いていきましょう。
ロングテールキーワードを使って記事を書き続けることで、次第にアクセスが集まるようになります。


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