50代を過ぎた多くの人生の先輩方が、「50代で定年後の人生設計をしておけばよかった」と後悔しているといいます。
50代になったら定年後の人生設計をしましょう。
そして人生設計に必要なのは、定年後の人生のミッション・ビジョン・戦略・目標をもつことです。
人生100年時代は、長い定年後の人生を惰性で生きるわけにはいきません。
この記事では、50代からはじめる定年後の人生設計に必要な、ミッション・ビジョン・戦略・目標について解説します。
定年後の人生設計はビジョン・ミッション・戦略・目標から
会社にミッション・ビジョン・戦略・目標があるのと同じように、定年後の人生設計にもミッション・ビジョン・戦略・目標があります。
定年後の人生設計におけるミッション・ビジョン・戦略・目標は以下のような意味をもちます。
- ミッション ― ぶれない自分軸(存在意義)
- ビジョン ― なりたい自分
- 戦略 ― 「なりたい自分」に向かっていく方法
- 目標 ― 5年後にどうなっていたいか
定年後の人生設計にも、ミッション・ビジョン・戦略・目標があります。
定年後の人生のビジョンはなりたい自分
定年後の人生設計は、はじめにビジョンを決めるところからはじめましょう。
定年後の人生で、あなたはどうなっていたいでしょうか?
なりたい自分を考えます。
会社をやめた定年後の人生で、あなたは
- どんな生き方をしたいでしょうか?
- どんな生きがいをもちたいでしょうか?
- どんな働き方をしたいでしょうか?
- どんな老後資金の計画をもちたいでしょうか?
- どんな人間関係をつくりたいでしょうか?
- どんな心身の健康状態でいたいでしょうか?
定年後の人生の「なりたい自分」を見つけるには、自分を知ることからはじめます。
そして自分を知るためには、自分の棚卸しをします。
自分の棚卸しをして本当の自分を知ることができたら、定年後の「生き方」、「働き方」、「お金の稼ぎ方」の3つの視点で「なりたい自分」を考えましょう。
①生き方
②働き方
③お金の稼ぎ方
①生き方
定年後の人生を輝かせるために重要なことは「生きがい」をもつことです。
生きがいとは「生きる甲斐」のこと、生きる喜びのこと。
あなたがワクワクすること、好きなことは何でしょうか。
何をしている時に、どんな瞬間に喜びを感じるでしょうか。
あなたがワクワクすること好きなことを生きがいとして自分が主役の生き方をしましょう。
②働き方
働くことは生きがいにも大きく関係しています。
あなたは定年後に何をして働いていたいですか?
定年後はワクワクすること好きなことで働きましょう。
生きがいで働くのです。
嫌なことを我慢して働く必要はありません。
ワクワクすること好きなことで、あなたができること、得意なこと、知っていること、やりたいことをして働きます。
好きなことで働くと好きな人間関係をつくることができます。
好きなことで働くとストレスがないので心身の健康によいです。
③お金の稼ぎ方
「人生100年時代には老後資金が2,000万円不足する」という金融庁の試算などもあって、多くの人が老後資金の心配をしています。
人生100年時代には年金だけでは老後資金が足りなくなるかもしれません。
私たち50代の親の世代のように、定年後は働かずに悠々自適の人生というわけにはいかないのです。
でも年金だけにたよらずに、自分で稼ぐことができれば話は変わってきます。
定年後もずっと働くことで老後資金の不安は解消できるのです。
好きなことワクワクすることで働いてお金を稼げば、働くことは楽しいことになります。
ポイントは、人の役に立つこと、誰かの悩みを解決することで価値を提供し、感謝を頂くことで稼ぐことです。
定年後の人生のミッションはぶれない自分軸
定年後の人生のミッションは、ぶれない自分軸です。
あなたのミッション、ぶれない自分軸で自分が主役の人生を生きます。
あなたのミッションは、生きがい、働き方、稼ぎ方の3つが重なった部分です。
3つの重なったところが定年後の人生の、あなたのミッションであり、ワクワクのテーマです。
ワクワクすること好きなこと、できることやりたいこと、そして人に感謝されることを軸にして行動します。
定年後の人生の戦略は「なりたい自分」に向かっていく方法
ミッションとビジョンが決まったら戦略を練ります。
定年後の人生の戦略は、「なりたい自分」に向かっていく方法です。
戦略を考えるポイントになるのは、働き方です。
生きがいとなる好きなことで、自分ができることをして、価値を売って稼ぎます。
労働時間を売るサラリーマンタイプの稼ぎ方ではなく、人の役に立つこと、誰かの悩みを解決することで価値を提供し、感謝を頂くことで稼ぐのです。
サラリーマンのように労働時間を売って生活費を稼ぐことを目的にしないで働きます。
お金を稼ぐために、嫌なことや辛いことを我慢して働くのはやめましょう。
人の役に立つこと、誰かの悩みを解決することで価値を提供して感謝を頂き、結果として稼ぐことができる働き方をするのです。
あなたのミッションを実行するためには、あなたの専門分野を絞り込むことが必要です。
「誰に」、「何を」、「どうやって」あなたの価値を提供しますか?
あなたの好きなこと、ワクワクすることを極めて専門家になりましょう。
定年後の人生の目標は5年後にどうなっていたいか
なりたい自分に向かっていく戦略がわかったら、目標を決めましょう。
1年後、3年後、5年後にどうなっていたいかを具体的にイメージします。
どんな生き方をしているか、どんな働き方をしているか、どんな稼ぎ方をしているかを書き出してみましょう。
定年後の人生設計にあわせて、自分を再創造します。
小さなステップを積み重ねる
「なりたい自分」になるには、時間がかかります。
小さなステップを積み重ねていきましょう。
小さな行動を、楽しみながら継続していきます。
たとえば、フルマラソンを3時間以内で完走するというのが最終的なゴールとします。
はじめから「42.195キロメートルを3時間以内で走る」といった目標をたてますか?
そうはしないはずです。
はじめは5キロメートルを完走し、次に5キロメールを20分で走る。
次に10キロメートルを、ハーフマラソンをと徐々に目標を高くしていくはずです。
「なりたい自分」へ向かう通過点となるようなできるだけ具体的な作業や数字を目標にします。
自分が前進していることを感じられる目標をたてるということが大切です。
ミッション特化ブログで情報発信することから始めよう!
あなたのミッション、ビジョン、戦略、目標がきまったら、行動に移します。
「何から始めればいいの?」と思うかもしれません。
私のおすすめは、ミッション特化ブログを作ることです。
あなたのミッションをテーマにした特化ブログを始めることで、方向性がみえてきます。
あなたのミッション、ブレない自分軸で人の役に立つ情報を発信していくのです。
特化ブログの作り方については、以下の記事を参照してください。
まとめ|50代はミッション・ビジョン・戦略・目標をもつ
50代になったら定年後の人生設計をしましょう。
そして人生設計に必要なのは、あなたの定年後の人生のミッション・ビジョン・戦略・目標をもつことです。
- ミッション ― ミッション=ぶれない自分軸(存在意義)
- ビジョン ― なりたい自分
- 戦略 ― 「なりたい自分」に向かっていく方法
- 目標 ― 5年後にどうなっていたいか
ポイントとなるのは働き方です。
ワクワクすること好きなことで、あなたができること、得意なこと、知っていること、やりたいことをして働きます。
人の役に立つこと、誰かの悩みを解決することで価値を提供して感謝を頂き、結果として稼ぐことができる働き方をするのです。
感謝されると嬉しいし気持ちがよくなります。
好きなことで働くと好きな人間関係をつくることができます。
好きなことで働くとストレスがないので心身の健康によいです。
定年後の人生設計をしておけば、人生の黄金期である定年後の人生をワクワク過ごすことができます。
コメント