50代が独自の価値をつくる方法|独自の価値をつくる5ステップ

独自の価値

50代になったら定年後の人生設計をしましょう。

定年後の人生で、どんな生き方をしたいか、どんな働き方をしたいか、そしてどうやって稼いでいくか。

なりたい自分を実現するためには、50代の知識と経験を活かした独自の価値をつくりましょう。

あなただけの独自の価値をつくるには3つのことを知る必要があります。

  • 自分を知ること
  • 顧客を知ること
  • 競合を知ること

この記事では、50代が独自の価値をつくる方法を解説します。

目次

50代は自分軸で独自の価値をつくろう

50代になったら定年後の人生設計をしましょう。

人生100年時代は、50代からが人生後半戦のスタートです。

定年後の人生設計をして行動することで、自分が主役の人生後半戦を送ることができます。

ミッション

定年後の人生設計に欠かせないのが、ブレない自分軸(ミッション)と独自の価値。

あなただけのの独自の価値をつくるために3C分析というフレームワークを使います。

3C分析は、ビジネスの世界で価値を発見するためによく使われる方法です。

50代が独自の価値を作る5ステップは以下になります。

50代が独自の価値を作る5ステップ

①自分を知る

②顧客を知る

③競合を知る

④独自の価値をつくる

⑤言葉にする

50代が独自の価値をつくる3C分析とは

3C分析は、価値を発見するためにビジネスでよく使われるフレームワークです。

3Cとは、自社(Company)と顧客(Customer)と競合(Competitor)との事実を確認して、競合にはない独自の価値をみいだす方法です。

このビジネスで使うフレームワークは、個人が独自の価値をつくるために使うことができます。

自分の強みや弱みをしって、顧客の悩みや望みを知って、競合の立ち位置やサービスを知ることによって、あなたにしか作りだすことのできない独自の価値をつくります。

3C分析

①自分を知る

あなたが独自の価値をつくることは、まずは自分を知ることからはじめます。

自分を知るためにやるべきことは、自分棚卸です。

50代は、半世紀にわたる人生を生きてきました。

そのなかには、たくさんの成功や失敗や、経験や思い出があるはずです。

あなたのワクワクや強みが記憶のおくに隠れていることもたくさんあります。

いろいろな経験をして、いろんなことを思うなかで、本当の自分と少しずつずれてきているかもしれません。

本当の自分、自分らしさ、あるべき自分の姿を見つめましょう。

自分の棚卸をして自分としっかり向き合い、これからの人生の「なりたい自分」を見つける作業が、自分の棚卸しです。

自分たなおろし
自分たなおろし

自分棚卸しについて詳しくは、以下の記事を参照してください。

自分棚卸をして自分を振り返ることができたら、自分の強みにフォーカスしましょう。

あなたの強みをいかした、人生後半戦のワクワクのテーマを決めます。

あなたの強みをいかしたワクワクのテーマは、ワクワクすること、できること、誰かの役に立つことです。

  • ワクワクすること ― 自分の棚卸しをやってわかったワクワクすること好きなこと
  • できること ― 上手じゃなくてもいいのでできること、やりたいこと、学びたいこと
  • 役に立つこと ― 悩みを解決したりサポートしたりして誰かの役に立つこと
ブログのテーマ

この3つが重なったワクワクのテーマに関する、独自の価値を作っていきます。

②顧客を知る

あなたの強みをいかしたワクワクのテーマを決めたら、そのテーマに関連する顧客を知ります。

あなたの顧客はどんな人でしょうか?

あなたお客様の悩みごと、困りごとはなんでしょうか?

あなたのお客様になるだろう人が、どんな悩みをもっているのかを、洗い出します。

あなたがお客様の「悩みを解決する」か、「夢をサポートする」ことができれば、それでお金を稼ぐことができます。

なぜなら、ビジネスとは、「誰かの悩みを解決するもの」か、「誰かの夢をサポートするもの」だからです。

悩みか夢

③競合を知る

自分を知って、顧客を知ったら、競合を知ります。

あなたと同じようなテーマで、サービスを提供している人がいるはずです。

その人が、どんなサービスを行っているかを確認しましょう。

競合との差別化において、特に考えるべきポイントをQCD+Rで考えます。

このポイントに関して、あなたはどんなサービスを提供できるか考えます。

競合が提供している商品・サービスは、

  • Quality(品質)― どんな商品構成か?品質はどうか?どんな情報発信をしているか?
  • Cost(コスト)― 価格はどうか?どんな価格構成になっているか?
  • Delivery(納期)― サービスの提供方法は?どんなチャネルを使っているか?
  • Reliability(信頼) ― 専門性や信頼性はあるか?どういったところに専門性や信頼性を感じるか?

競合のサービスを知ることで、顧客を知ることもできますね。

④独自の価値をつくる

自分を知って、顧客を知って、競合を知ったら、あなただけの「独自の価値」をつくりましょう。

下の図をみてください。

独自の価値

左下の青い円が、あなたが提供できる価値です。

右下の緑の円が、顧客が望んでいる価値です。

そして上の、黄色い円が、競合が提供できる価値です。

あなただけの「独自の価値」は、青い円と緑の円の重なった部分。

この部分が、あなたにあって競合にない「独自の価値」の提案になります。

独自の価値はマーケティングの用語でVP(バリュープロポジション)といいます。

あなただけの「独自の価値」は、他にはないあなたの売りのポイントです。

あなた独自の”強み”です。

あなただけの「独自の価値」を決める際に注意する点は、その独自の価値が、お客様視点であること。

お客様があなたやあなたのサービスに感じる”価値”だということです。

あなたが勝手に、私はここが強い、価値だと思っても、お客様にとってはそうでないということもあるかもしれません。

そうなると、それはもはや「独自の価値」ではなくて単なる思い込みですね。

「あなただけの価値」を考える際には、次のように考えましょう。

  1. 自分にはできるが、競合には実行や実現が不可能なこと
  2. お客様の得になること
  3. お客様が、あなたやあなたのサービスをすすめるとき、「あの人のサービスは、○○だからすすめる」の○○に入るもの。

この②、③を忘れてはいけません。

あなただけの「独自の価値」とは、オンリーワンになることだともいえます。

オリジナリティをだしてオンリーワンを目指します。

3つの視点からオンリーワンになれないかを考えましょう。

  • 売る人がオンリーワン
  • 売り方がオンリーワン
  • 売るものがオンリーワン
どうやって

⑤価値をうみだす仕組みを言葉にする

あなただけの「独自の価値」が決まったら、言葉にしてみましょう。

「独自の価値」をメッセージに込めるのです。

あなた独自の価値を、顧客にどう伝えるかのメッセージです。

マーケティング用語でUSP(ユニーク・セリング・プロポジション)といいます。

独自の売りのポイント(USP)で有名なのは、ドミノビザの例です。

“熱々で美味しいピザをお宅まで30分以内にお届けします。間に合わなければ、代金はいただきません”

ドミノピザのこのメッセージには、

  • ピザは熱いうちがおいしい(熱くなければおいしくない

という信念と、それを実現するための強い決意が含まれています。

あなただけの「独自の価値」を言葉にすると、情報発信をしやすくなります。

あなただけの「独自の価値」をメッセージに込めて発信しましょう。

まとめ|独自の価値をつくる5ステップ

定年後の人生で、どんな生き方をしたいか、どんな働き方をしたいか、そしてどうやって稼いでいくか。

なりたい自分を実現するたには、50代の知識と経験を活かした独自の価値をつくりましょう。

50代が独自の価値を作る5ステップ

①自分を知る

②顧客を知る

③競合を知る

④独自の価値をつくる

⑤言葉にする

あなただけの独自の価値をきめたら、それをベースに情報発信をしましょう。

ブログを使って独自の価値を情報発信します。

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