ブログの記事には集客記事と収益記事という2つのタイプがあります。
集客記事は、人を集める記事のこと。
収益記事は、商品やサービスを売る記事のことです。
集客記事と収益記事の2つのタイプを使い分けて記事を書くと、成果を出しやすくなります。
なぜなら集客記事から収益記事への流れを作ることができるから。
- 集客記事の書き方は?
- 収益記事の書き方は?
- 集客記事と収益記事の使い分け方は?
この記事では、集客記事と収益記事の書き方と使い分け方について解説します。
集客記事と収益記事とは
集客記事とは、人を集める記事のことです。
ブログにアクセスを集める記事ということもできます!
売りたい商品やサービスに関連したキーワードを使って記事を書いて、検索エンジンの上位表示を狙う記事です。
検索エンジンで上位表示できれば、検索結果をクリックしてブログの記事にきてくれるわけです。
そのため集客記事では、SEO対策のためのキーワードの選びと書き方が大切になります。
一方で収益記事とは、商品やサービスを売る記事のこと。
商品やサービスの購入を判断するための、役に立つ情報を提供する記事になります。
収益記事にもSEO対策をして、直接アクセスを収益記事に集めることができれば良いのですが、限界があります。
そこで集客記事と収益記事を連携させます。
集客記事で集めたアクセスを収益記事に誘導するのが、基本的な集客記事と収益記事の使い分け方です。
買う人の行動を理解して、集客記事から収益記事への自然な流れをつくることが大切です。
集客記事の書き方3つのポイント
集客記事は人を集める記事ですから、人を集めるような書き方をしなければなりません。
集客記事を書くポイントは3つあります。
- キーワードを選ぶ
- 収益記事に誘導する
- できるだけたくさん書く
まずは商品やサービスを知ってもらう、興味をもってもらうようなキーワードを選ぶことが大切です。
選ぶべきキーワードはロングテールキーワードです。
ロングテールキーワードとは、検索ボリュームが少ないけれど、検索意図がはっきりしているキーワード。
以下の図の縦軸は検索ボリューム、横軸が検索意図の明確さです。
赤枠で囲った部分の「ロングテールキーワード」をキーワードに選びます。
- 検索ボリュームが少ない(月間1,000以下)
- 検索意図が明確(検索した人が何を知りたいかがわかる)
- キーワードの数は2つ以上
- 競合が少ない(大手の企業が少ない)
恐竜のしっぽのようなのでロングテールキーワードといいます!
ロングテールキーワードを狙った記事をたくさん書くことで、検索意図が明確なアクセスを少しずつたくさん集めることができます。
ロングテールキーワードの選び方について詳しくは、以下の記事を参照してください。
集客記事を書くポイントの2つめは、収益記事に誘導する部分をつくることです。
集客記事の目次上や記事下などの場所に、収益記事へのリンクを貼ります。
テキストでリンクを貼ったり、「あわせて読みたい」といった関連記事の機能をつかってリンクを貼ったり、自然な流れで収益記事を読んでもらえるようにします。
集客記事を書くポイントの3つめは、できるだけたくさんの集客記事を書いて収益記事にアクセスを流すことです。
たくさんのロングテールキーワードを見つけて、たくさんの集客記事を書くことで、ひとつひとつの集客記事の小さいアクセスを収益記事に流します。
ひとつひとつ集客記事の小さいアクセスも、たくさん集まれば大きなアクセスになります。
収益記事の書き方―アフィリエイトの場合の3つのポイント
次に収益記事の書き方を解説します。
収益記事は、商品やサービスを売る記事ですが、人の商品を紹介して売るアフィリエイトと自分の商品を売るのでは収益記事の書き方が異なります。
まずはアフィリエイトの場合の収益記事の書き方から。
アフィリエイトの場合の収益記事を書くポイントは3つです。
- 商品名をいれたタイトル
- 感想と提案を書く
- アフィリエイトリンクを貼る
アフィリエイトの収益記事には、商品名をいれた記事タイトルをつけます。
- 〇〇商品の評判と口コミ
- 〇〇商品を使ったレビュー
こういった記事のタイトルです。
記事には、商品やサービスを使った感想や体験を書きます。
そして商品やサービスの内容や特徴を書くだけはなくて、あなたならではの情報を書くことが大切。
その商品やサービスを使うことによって、どんなメリットがあるのか、どんな使い方がおすすめか。
あなたならではの意見や提案をいれましょう。
アフィリエイトの場合の収益記事を書くポイントの3つめは、アフィリエイトリンクを貼ることです。
集客記事の目次上や記事下などの場所に、アフィリエイトリンクを貼ります。
このリンクをクリックして商品を買っていただくと、あなたに収益が発生します。
収益記事の書き方―自分の商品場合の3つのポイント
自分の商品を売る場合は、収益記事を書くポイントは3つです。
- ランディングページをつくる
- PASONAの法則で書く
- CTAボタンを入れる
自分の商品の収益記事は、セールスページとよばれるランディングページです。
ランディングページとは、資料請求や商品の購入など読者に行動をうながすWebページのことです。
こんな感じの縦長のWebページです。
ランディングページについて詳しくは、以下の記事を参照してください。
そしてランディングページは、読み手の行動をうながすための文章の書き方をします。
PASONAの法則で記事を書いていきましょう。
PASONAの法則では文章を、PASONAの順番で組み立てます。
- P: Problem ― 問題を提起する
- A: Agitation ― 問題をあぶりだす
- SO: Solution ― 解決策の紹介
- N: Narrow down ― 限定と緊急
- A: Action ― 行動を提案
ランディングページを上から下に読み進めてもらい、最後に行動してもらう書き方です。
PASONAの法則に関して詳しくは、以下の記事を参照してください。
自分の商品を売る場合の収益記事を書くポイントの3つめは、CTAボタンを最後に入れること。
CTAとはCall To Actionの略で、行動を起こさせるボタンのことです。
「購入はこちら」といった決済ページへのリンクボタンですね。
記事の最後のほうにあるCTAボタンをクリックして、購入をすることを決めていただくことができれば、あなたの商品が売れることになります。
集客記事と収益記事の使い分け方
集客記事と収益記事の使い分け方は、AISAS購買モデルと使って考えるとわかりやすいです。
AISAS購買モデルとは商品を買う人の行動をあらわしたもの。
Attention(注目)→ Interest(関心)→ Search(検索)→ Action(購買)→ Share(情報共有) の頭文字を取ってAISASと呼びます。
人は何かを買うとき、図の左から右に向かって行動していきます。
左から右にいくにつれて、購買意欲が強まり、検索意図が明確になっていきます。
AISAS購買モデルの前半の2つ「Attention―注目・認知」と「Interest―関心」は、集客記事の役割です。
そして後半2つ「Search―検索」と「Action―購買」は、収益記事の役割です。
AISAS購買モデルの気持ちの変化の中で、検索するキーワードが変わってくることを理解しましょう。
例えば「オンライン英会話」という商品の場合は、悩み→検索→集客記事→収益記事→購入の流れが以下のようになります。
AISAS購買モデルとキーワードについて詳しくは、以下の記事を参照してください。
まとめ|集客記事と収益記事の書き方と使い分け方
集客記事と収益記事の2つのタイプを使い分けて記事を書くと、成果を出しやすくなります。
集客記事で集めたアクセスを収益記事に誘導しましょう。
集客記事と収益記事の使い分け方は、AISAS購買モデルと使って考えるとわかりやすいです。
AISAS購買モデルの前半の2つ「Attention―注目・認知」と「Interest―関心」は、集客記事の役割です。
そして後半2つ「Search―検索」と「Action―購買」は、収益記事の役割です。
集客記事と収益記事の役割を理解して、それぞれの記事を正しく書きましょう。
買う人の行動を理解して、集客記事から収益記事への自然な流れをつくることが大切です。
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