専門家ブログの設計図をつくったら、次はブログの記事リストをつくりましょう。
ブログの記事リストがあれば、何の記事を書こうかと悩むこともありません。
なぜならあなたが専門家として書くべき記事がはっきりしているから。
ブログの記事リストがあれば、あとは記事の構成を決めて、わかりやすく具体的に記事を書くだけです。
記事リストがあれば安心です!
- ブログの記事リストを悩みや行動から作る方法は?
- ブログの記事リストとキーワードの関係は?
- ブログの記事リストをつくる方法は?
この記事では、ブログの記事のリストを悩みと行動からつくる方法を解説します。
ブログの記事のリストを悩みと行動のキーワードからつくる方法
ブログの記事リストは、あなたの専門家ブログの読者の悩みと行動のキーワードからつくります。
まずはペルソナを絞りこみましょう。
性別や年齢、職業や役職、趣味や特技、価値観や悩みといった想定する顧客をイメージできるまでに掘りさげた人物像を決めます。
あなたの専門家ブログのペルソナが決まったら、ペルソナの悩みを解決する記事リストをつくります。
ブログの記事のリストを悩みと行動のキーワードからつくる方法は以下になります。
①ペルソナの悩みからキーワードを集める
②AISAS行動モデルからキーワードを集める
③キーワードを集めて検索ボリュームを調べる
④ロングテールキーワードを選ぶ
⑤集客記事か収益記事かを決める
⑥キーワードをカテゴリー分けして記事リストをつくる
①ペルソナの悩みからキーワードを集める
記事を書くときには、検索結果の上位表示を狙うために、キーワードの選び方が重要になってきます。
そしてキーワードを選ぶには、まずペルソナの悩みや行動からキーワードを出来るだけ多く集めることからはじめます。
まずはペルソナの悩みからキーワードを考えましょう。
悩みを考えるフレームワークに、HARMの法則というのがあります。
- Health(健康)
- Ambition(野心)
- Relation(人間関係)
- Money(お金)
あなたのブログの読者、つまりペルソナは、どんな悩みを抱えているでしょうか?
ペルソナはどんな悩みを、どんな検索キーワードで検索するでしょうか。
キーワードをできるだけ多く考えて、書き出しましょう。
②AISAS行動モデルからキーワードを集める
次にペルソナの購買行動からキーワードを考えましょう。
ペルソナの購買行動とキーワードを考えるにはAISAS購買モデルを使います。
AISAS購買モデルとは、人が商品を買うときの思考と行動をパターン化したモデル。
人が商品を買うまでには、ある行動のパターンがあるのです。
Attention(注意)→ Interest(関心)→ Search(検索)→ Action(購買)→ Share(情報共有) の頭文字を取ってAISASと呼びます。
図の左から右に向かって行動していきます。
ここで注目すべきは、左から右に行動と気持ちが変化していくなかで、使うキーワードも変わっていくということです。
はじめは検索意図がぼんやりしていますが、右にいくにつれて検索意図がはっきりしてきます。
たとえば「英語が上達しない」悩みをもっている人がオンライン英会話をはじめる(買う)例で考えてみます。
英語が上達するにはどうしたらいいのかと悩んでいるうちに、「オンライン英会話」を知ることがはじまりです。
そして「オンライン英会話」に関心を持つようになり、「オンライン英会話」を調べはじめる。
買う気持ちが最高になったところで「オンライン英会話」を買う行動をします。
それにともなって、検索キーワードも変わります。
あなたのブログの読者、つまりペルソナは、どんな購買行動をするでしょうか?
ペルソナは購買行動の中で、どんな検索キーワードで検索するでしょうか。
ペルソナの購買行動からも、キーワードをできるだけ多く考えて、書き出しましょう。
③キーワードを集めて検索ボリュームを調べる
キーワードを出来るだけ多く書きだしたら、それぞれのキーワードを調査します。
書き出したキーワードを、ツールを使ってさらに集めて、検索ボリュームを調べます。
まずは検索結果を確認し、Googleサジェストと関連語を洗い出します。
たくさん書きだしたキーワードの中からひとつを選び、調査してみましょう。
「英語 上達しない」を例にして、キーワードをさらに集めて検索ボリュームを調べる方法を解説します。
まずは検索結果を確認します。
Googleで「英語 上達しない」と検索して、でてきた結果を確認しましょう。
どんなサイトが上位表示されているでしょうか。
次にGoogleサジェストと関連キーワードを確認します。
Googleサジェストと関連キーワードを洗い出すためには、ラッコキーワードというツールをつかうと便利です。
ラッコキーワードを使って、①キーワードを検索します。
「英語 上達しない」を検索すると、Googleサジェストと関連キーワードが表示されます。
これらのキーワードの検索ボリュームを調べたいので、②「全キーワードをコピー」をクリックします。
検索ボリュームは、Googleキーワードプランナーで調べます。
検索ボリュームを調べる手順は、①「検索のボリュームと予測データを確認する」をクリックします。
入力画面が表示されるので、②ラッコキーワードでコピーしたキーワードを貼り付けて、③「開始する」をクリックします。
すると結果が表示されるので、④「月間平均検索ボリューム」をクリックして、ボリュームの多い順に並び変えます。
これで「英語 上達しない」キーワードをさらに集めて検索ボリュームを調べることができました。
④ロングテールキーワードを選ぶ
検索ボリュームを調べたら、検索ボリュームがあるキーワードから記事にするキーワードを選びます。
ここで選ぶべきキーワードは、ロングテールキーワードです。
ロングテールキーワードは、検索意図がはっきりしている検索ボリュームが少ないキーワード。
個人が勝負するためには、ロングテールキーワードを選びましょう。
- 検索ボリュームが少ない(月間1,000以下)
- 検索意図が明確(検索した人が何を知りたいかがわかる)
- キーワードの数は3つ以上
- 競合が少ない(大手の企業が少ない)
先程の「英語 上達しない」の結果でみてみましょう。
赤枠で囲ったキーワードが、ロングテールキーワードになります。
またGoogleキーワードプランナーで、新しいキーワードを見つけて検索ボリュームを確認する方法もあります。
新しいキーワードを見つける場合には、①「新しいキーワードを見つける」をクリックします。
次に②調べたいキーワードを入力して、③「結果を表示」をクリックすれば、④キーワード候補が表示されます。
ここでも選ぶべきは、ロングテールキーワードです。
⑤集客記事か収益記事かを決める
あなたの専門家ブログの読者の悩みと行動から、記事にするロングテールキーワード選んだら、記事リストをつくります。
記事リストをつくる際には、記事が集客記事か収益記事かを決めておきましょう。
集客記事は、人を集める記事のこと。
収益記事は、商品やサービスを売る記事のことです。
集客記事と収益記事の2つのタイプを使い分けて記事を書くと、成果を出しやすくなります。
集客記事で集めたアクセスを収益記事に誘導するのが、基本的な集客記事と収益記事の使い分け方です。
⑥キーワードをカテゴリー分けして記事リストをつくる
悩みと行動からたくさんのキーワードを見つけて、選ぶことができたはずです。
キーワードを記事リストにしましょう。
ロングテールキーワードから記事リストをつくるには、まずキーワードをカテゴリー分けします。
そしてカテゴリー別に、見つけたキーワードで記事タイトルを考えて、記事リストにします。
ブログのコンセプトは太い幹で記事は枝葉
記事を書くときには、あなたの専門テーマとブログのコンセプトを意識しましょう。
ブログのコンセプトとは、ブログに込められたあなたの信念、基本的な考え方のようなもの。
たとえば大きな木には、太い一本の幹があります。
数えきれないほどのたくさんの枝葉があっても、すべてが太い幹につながっています。
ブログでいえば、大きな木のたくさんの枝葉は、ブログの記事です。
そして太い幹が、ブログのコンセプト。
いろいろな記事があるけれども、その記事のすべてがひとつの基本的な考え方につながっている。
全ての記事はブログのコンセプトにつながっているのです。
まとめ|ブログの記事のリストを悩みと行動のキーワードからつくる方法
ブログの記事リストは、あなたの専門家ブログのペルソナの悩みと行動のキーワードからつくります。
ブログの記事のリストをつくる方法は以下になります。
①ペルソナの悩みからキーワードを集める
②AISAS行動モデルからキーワードを集める
③キーワードを集めて検索ボリュームを調べる
④ロングテールキーワードを選ぶ
⑤集客記事か収益記事かを決める
⑥キーワードをカテゴリー分けして記事リストをつくる
ブログの記事リストをつくったら、ペルソナの悩みを解決する記事をどんどん書きましょう。
ロングテールキーワードを使って記事のタイトルを決め、記事の構成を決めて、わかりやすく具体的に記事を書くだけです。
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